ティール組織(Teal Organization)について3 〜存在意義が未解明な細胞はどうすればよい?〜

経営と組織観
前回記事からの続きです。

私たちの組織の存在意義

Tealというのはどうもある一面では残酷な考え方です。

組織の存在意義を問い詰めていった結果、その存在意義がないとなるのであればその組織は無くなってよしというのが自然生命の摂理であります。適者生存。(ティールは弱肉強食ではなく相互進化、このようによく言われるようですがそうではないパターンもあります。)

Green色組織(家族型組織)のようにコンセンサスがあれば、仲間と議論し一旦の結論を見出しPDCAをすばやく回す中で少しずつ組織を延命できるし、なんだったら外的環境に合わせて変化・対応していけるかもしれません。

しかし、Tealではそういった存在意義やこの社会に存在する意味が「私たちにはあるんだ」という声が自然と上がるのを待つことになります。正に生命体のあり方そのもの。(あるいは「問い」によって存在意義をコーチングされるともありますが、さしずめ組織そのものが座禅を組んで、体の気の流れを見直すようなイメージなのかもしれません。)

その組織の存在意義が消えようとしたときは、急にその組織が霧散するというよりは、少しずつ人が去っていったり、あるいは存在意義を見出して人が入ってきたりして有機的に常に動き続けるのでしょう。

定型業務をやって毎月同じ給与が入ってくることに疑問を感じない人からすれば組織の存在意義と自分の存在意義を徹底的に考え抜き、さらには行動・実践していかねばTeal型というのは成り立たない。もしやすると、そういう個と組織の存在意義を、各々が考え抜き実践行動し続ける結果、Teal色という組織がそこに現れてくる、と捉えるべきなのだと思います。

<続く>

注)この記事は、Facebookにて2018年2月19日に公開した記事に加筆修正を行ったものです。

記:ワークショップ設計所 小寺
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