ファシリテーターの思想

ファシリテーターの思想 ファシリテーターの思想

古来より人類は、集い話しあうことを重ねてきました。そして悲惨な争いも、残念ながら同じくらい繰り返してきました。ここでは、近代になり秩序と理性と名のもとに定着しつつある、ファシリテーターの思想的基盤を考えます。

ファシリテーターの思想

場の発散技法: 『ショートブレスト』

ショートブレストは、短い時間で何らかのテーマでひたすらアイディアを出し続ける作業を指す。短い時間とは1分から長くても3分程度。アイディアを付箋に書くのもよい。急速にアイディアを大量に出す環境をつくることで、場の空気を引き締め、テーマに集...
ファシリテーターの思想

場の導入技法: 『ハイファイブ』

ハイタッチを英語でいえばハイファイブだ 。別に言葉遣いはどちらでもよい。ハイタッチかハイファイブかのどちらの言葉を実際に発話するかはその場の『ねらい』と『タネ』に合わせて決めればよい 。
ファシリテーターの思想

場の設計技法: 『ねらい』

ワークショップ設計の文脈において『ねらい』とは「参加者が、そのワークショップに参加する目的やモチベーションを表現した文章」を指す。 『ねらい』は、 (1) その文章が動詞で終わっていなければならない。(2) その文章の後ろに、「ために...
2019.08.21
ファシリテーターの思想

場の設計技法: 『タネ』

「ワークショップ終了直後の光景 を事前に表現した文章」を、ワークショップ設計所では『タネ』と呼んでいる。 『タネ』は、ファシリテーターの問題意識か目的意識から生じる。問題意識とは『事態・事象についての問題の核心を見抜き、積極的に追求し...
2019.08.21
ファシリテーターの思想

(応答) 論文「不登校児の親グループの発展段階に応じたファシリテーション」所感

正常とはなんだろう 子ども自身ではなくその親御さんに焦点を当てた松本さんらしい素敵な読みものでした。 30年ほど前にさまざまな社会問題の実在に疑義を呈した社会学者がいました。社会の中にある問題は自明なのではなく、だれかが「問題だ...
2019.07.11
ファシリテーターの思想

(応答-2) 公教育とファシリテーション

ファシリテーターの思想を改めて 可謬主義を唱えたパースはカント的倫理学を一切否定しているわけではありません。もっと言えば、米国的問題解決教育は果たしてポスト・トゥルースの時代と言われる現代においても健全な民主主義を支えているでしょうか...
2019.06.28
ファシリテーターの思想

処理流暢性をワークショップ設計で保留する

流暢さの要請 とかく「わかりやすいこと」に、共感が集まる時代です。 当然かもしれませんが、ワークショップには「内容の“わかりやすさ”」へのリクエストが多い。もっと単純明快に、一目みて瞬時に理解できる図表はないのか、心に響くBGMと視...
2019.08.01
ファシリテーターの思想

環境管理型権力の功罪とファシリテーションへの応用

これまでファシリテーターの中立性を起点に、アーキテクチャ(あるいは環境管理型権力)とナッジについてを述べてきました。 私たちは、アーキテクチャ、環境管理型権力、ナッジといった考え方とどのように向き合って...
2019.07.27