リアル会議にないオンライン会議〝独自〟の良さ32〈1~10〉

場とテクノロジー
リモートワークやリモートオフィスの推進でオンライン会議 ・Web会議リモート会議・テレビ会議(以下、オンライン会議で統一) がにわかに注目されています。

オンライン会議のメリットは、《コストカット》と《スピーディさ》に集約されがちですが、「Face to Face・オフライン・リアルな会議では実現が困難なオンライン会議〝独自〟のメリット」をあまり見かけなかったので一人でブレストを試みてみました。

なお、オンライン会議中に大切ないくつかの作法については、読みもの「Web会議のファシリテーション」で記していますので参考ください。

では『リアル会議にないオンライン会議〝独自〟の良さ32』、参りましょう。

1. みんなで同じ画面を見られる

画面やプロジェクターでは解像度に限界があります。
自分が所持する機器の画面であれば細かいスプレッドシート表もみやすいです。
プルプルと動いてしまうレーザポインタからも解放されます。

2. 時刻や時間を共有しやすい

オンライン会議ではタイマーを画面で共有できます。
カウントアップもカウントダウンも現在時刻も。
リアル会議ですとストップウォッチは無いことが多いでしょうし、時計も見づらい位置にあることもありますから便利です。

3. ラジオ参加できる

手が離せない仕事が別にあるが、どうしても聞いておかねばならない会議があるときに便利なのがラジオ参加です。
リアル会議のオブザーバさんは、どうしても存在感が出すぎることが多いのですが、それを程よく消すことができるのがオンライン会議独自のメリットです。

4. 家事料理しながら時々参加もできる

これは小さいお子さんを育て中の方々に朗報です。
例えば掃除機をかけながら。火にかけた鍋を見張りながら。
基本ラジオ参加で、必要なときに発言もできます。
ワークとライフのハイブリッドです。

5. 録画が楽

リアルで録画しようと思うと手間もコストも結構かかりますし、何よりカメラ自体の存在感が会議にあまり良い影響をもたらしません。
議事録作りのために、議事録代わりに、あとで振り返るために、録画を手軽に活用できるのはオンライン会議独特のメリットです。

6. 画面共有時、思わぬ操作法やショートカット法を学べる

画面共有時、操作者が慣れた操作を観察すると、仕事の進め方に関する学びがあることも。
普段、仕事が早いハイパフォーマーさんのPC画面を丸1日横で見ていますと、その方の蓄積されたちょっとした知恵に驚くのと同じ効果があります。オンライン独特。日々の仕事効率化ヒントにオンライン会議が役立ちます。

7. ホワイトボードに手書きよりタイピングの方が早い

発言内容や仮案をホワイトボードに書き取ることがありますが、リアル会議では〝てにをは〟が抜けたり、ニュアンスが変わったりします。
タッチタイピングであれば、発話者の方の言葉の通りを、一旦メモして全員で共有することも容易です。

8. 細かい文言の擦り合せが楽

ホワイトボードに書いた手書き文字を改善していくとだんだんグシャグシャになってきます。最後にはホワイトボードのスペースが足らなくなることもあるのではありませんか。
オンライン会議では、文字の挿入も修正もすぐできますし、その履歴も残ります。リアル会議ではそうはいきません。

9. 契約書の読み合わせがすごく楽

リアル会議ですと「いま第何条の何項ですかね?」と会議が一時停止する困った事態も。オンライン会議ですとカーソルを使ってどの箇所を参照しているのかすぐわかり、テンポ感も上がります。

10. Apple Pencilで図や絵の共有が楽しい

仮に絵が不得手でもテクノロジーの力で綺麗なイラストに修正されたり、アイコンやスタンプを使えたりできるのは、オンライン会議ならです。リアルコミュニケーションとの融合と言えるでしょう。


続きは次回の読みもの「リアル会議にないオンライン会議〝独自〟の良さ32〈11~20〉」でどうぞ。

記:ワークショップ設計所 小寺
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