(応答) ワークショップ設計体験記[1]

読みもの

マーケティングとワークショップ設計

ネライとタネ1がぐるんぐるんと回転し、設計しながら自分でもよくわからなくなってくる現象はしょっちゅう起こりますよね。
私もよく迷路にはまるので思わず深~く頷いてしまいました。

また、私個人はネライを見つけるのは得意なほうでタネが見つかりづらい傾向があるのですが、松本さんとお話したときに「僕はタネは出やすいんですが、ネライが見つかりづらいんです」と仰っていたのを覚えています。

ワークショップの企画をするにあたって自分以外の他者の関与は功罪さまざまありますよね。
企画に矛盾が起きたりまとまらなかったりする一方で、功のひとつは「ネライ」のチェックかなと。「ネライ」は顧客視点ととてもかかわりが深いと、マーケティングに関わってきた私は感じます。お客様の立場になってその視界を想像できると、ネライはとてもつくりやすい。

ワークショップ設計はワークショップを行うために実行する事前準備の作業ですが、自分のしたいことと、参加者である(複数の)他者の目線、これら両方について考える良い訓練に結果的になるなといつも感じます。

記:ワークショップ設計所 後藤
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付録

  1. ねらいについて詳しくは読みもの「場の設計技法: 《ねらい》」を、タネについては読みもの「場の設計技法: 《タネ》」をそれぞれ参考ください。