(応答-2) 公教育とファシリテーション

ファシリテーターの思想

ファシリテーターの思想を改めて

可謬主義を唱えたパースはカント的倫理学を一切否定しているわけではありません。もっと言えば、米国的問題解決教育は果たしてポスト・トゥルースの時代と言われる現代においても健全な民主主義を支えているでしょうか。(デューイが言った100年前は一定の貢献をしたとは思います。)

松本さんも最後に指摘をしてくださっていますが、Learning by Doing(為すことによって学ぶ)手順とその過程で経由するプロトタイプ、急ごしらえの仮説、模造紙に書かれた発表のための何かなどを媒介にしただけでは、ファシリテーターとその場の複数の主体との信頼作りに大した影響を及ぼしません。昨今、よく耳にするデザイン思考教育の弱点はここにあります。教師と子どもという、事前に上下ある関係ではなおさら困難でしょう。

記:ワークショップ設計所 小寺
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