業界や分野によってニュアンスがバラバラに使われている概念「ファシリテーター」「ワークショップ」を再考します。
職場での板書は、役割分担を促進しメンバーをフォローし内容への集中を生む
(前回の読みものからの続きです。) 私がこれまで会議で板書を行ってきた経験では、むしろこれから述べる5つの利点のほうが「職場」という顔ぶれと協働期間の継続を前提とした集団において役立つと考えています。 他の人がやりたくない、...
グラフィックレコーディングとファシリテーション
リアルタイムに「場を描画する」技法への興味関心は、「ファシリテーション」へ向けられるよりも、随分と強いものを感じます。ファシリテーションという概念やファシリテーターの振る舞いや成り方に関心がある人数よりも、絵やイラストをふくめ「描くこと...
場の技法: 注意がき
技法は、単体ではどんな場でも機能しない。状況を、「事前」と「今、ここ」の2回ある機会を活用することで適切に見極めて複数の技法を重ねる必要がある。
グループサイズと活動の名称、そして労働から行為への誘い
グループサイズのいろいろ ワークショップでは、その目的に応じてグループ活動が推進されます。 よく採用されるグループ活動ですが、その活動へメンバーが参加する心理的ハードルの1つがグループサイズです。 そのときのメンバー同士の関係や、...
対話なくとも気づきがある 〜あるカウンセラーのワークショップ設計録 後編〜
前回記事からの続きです。 ファシリテーターデビュー ワークショップ当日。準備物は整っていたが、細かい作業が多く開場ギリギリまで手間取り、早速設計所の方に助けていただく羽目に。「緊張して参加者を待つ」という予想は外れ、あっとい...