実際に顔を合わせて口頭でやりとりする…つまり同じ時空間で話していると、素早く反射的に頭に浮かんだことのみがアウトプットされがちです。
一旦アウトプットすると〝旬〟が過ぎてしまってなかなか顧みられることがありません。
ここでは、まとまった文字量の発信に対して、あえて時間をおいて考え返事をしあうという「スロウ・ファシリテーション Slow Facilitation」を試みています。
(応答) ワークショップ設計体験記[2]
スロウなコミュニケーションの希少性 相手が話すまで待つ。とても大事なことにも関わらず、職場でも家庭でも、なかなか行いづらい社会状況にどんどんなっているのではないかと考えさせられました。信頼できない相手には、人はなかなか心の深いところを...
(応答-1) 公教育とファシリテーション
松本さんが記載された文章の中に出てくる「ファシリテーション」のとらえ方によって、私のこの文章への印象は大きく変わってくるように思いました。 ファシリテーションをスキルとしてとらえ、人間関係をうまくする処世術や技のようなものと定義す...
(応答) 論文「不登校児の親グループの発展段階に応じたファシリテーション」所感
正常とはなんだろう 子ども自身ではなくその親御さんに焦点を当てた松本さんらしい素敵な読みものでした。 30年ほど前にさまざまな社会問題の実在に疑義を呈した社会学者がいました。社会の中にある問題は自明なのではなく、だれかが「問題だ...
(応答) ワークショップ設計体験記[1]
マーケティングとワークショップ設計 ネライとタネがぐるんぐるんと回転し、設計しながら自分でもよくわからなくなってくる現象はしょっちゅう起こりますよね。 私もよく迷路にはまるので思わず深~く頷いてしまいました。 また、私個人はネ...
(応答-2) 公教育とファシリテーション
ファシリテーターの思想を改めて 可謬主義を唱えたパースはカント的倫理学を一切否定しているわけではありません。もっと言えば、米国的問題解決教育は果たしてポスト・トゥルースの時代と言われる現代においても健全な民主主義を支えているでしょうか...