じっくり読書会(第12期)〈受付終了〉

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📎 じっくり読書会

第12期テーマ本

『入門・倫理学』

赤林朗・児玉聡(2018), 勁草書房.

1冊の本を深く、じっくり読む時間を通じて、自分なりの人間観・組織観・社会観(ファシリテーション観)を養う「じっくり読書会」。第12期のテーマは倫理学です。

本書のなりたちは少々変わっています。元々は医療従事者や学生に向けて記された「入門・医療倫理」シリーズに収録されていたのですが、倫理学に関する記述への評価が多方面から高く、哲学や倫理学をこれから学ぶ立場の方の入門にも十分耐えうるとして該当部だけで1冊にまとめられました。それが今期のテーマ本『入門・倫理学』です。

場に存在しているだけで権力性を帯びるファシリテーターという役割について学び実践していくには、倫理(または道徳)は無知でいるわけにはいかない分野です。…とはいえ、どこから入っていけばいいの?と途方にくれるのが倫理(学)ではないでしょうか。

本書は入門と冠されるとおり、倫理についてぼんやりした印象しか持っていない読み手であっても、体系的に倫理をつかんでいける有難い本です。

(蛇足ですが、紹介者の個人的な推しポイントは各章に差し込まれているコラム群。「倫理学の見取り図」「倫理における感情の役割」「相対主義の分類」など読みがいのある内容が短くまとまっており編者のセンスを感じます…!)

倫理って難しそうだけど、いつかは触れてみたいなと思っている方はぜひこの機会にいかがでしょうか。 私達といっしょに「倫理とは…?」の世界に踏み入ってみましょう。